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2013/01/22

何かと便利な電子書籍

Lideo このブログによく訪れていただいている方はご存知ですが,昨年終わり頃から電子書籍を使いだしました。初めはiPhoneやiPod touchを使って,暮れにKindle Paperwhiteが届いてからはそれも使って,大分電子書籍を読みました。
 そんな電子書籍に対する現在の感想は,「とにかく便利!」。電子書籍販売サイトを覗いて,衝動的に読みたいなあと思ったら,その数分後にはもう読む事ができます。
 まあ,机の前に座って端然と本を読むのであれば,何も電子書籍である必要はありません。ところが,ゴロンと寝転んで読むとき,ビニール袋に入れて風呂の中で読むとき(私の場合そんな読み方が読書時間の大半を占めているのですが),電子書籍は特に便利です。
 横になって本を読むといずれ眠ってしまう事が多いのですが,紙の本では栞を常に読んでいるページに挟んでいかなくては,知らず知らずに眠ってしまって次に起きた時にどこまで読んだのか探すのに苦労する場合があります。ところが電子書籍では,読みながら眠ってしまっても,どこまで読んだかは電子書籍端末が覚えています。さらにある時間操作しないと自然に電源がオフになって,電池の消耗もありません。次に読むときはただ電子書籍端末をオンすれば,そのまま続きを読んでいく事ができます。紙の本を寝ながら読むときは,部屋やスタンドの電灯をどうやって消すかという問題があります。本を読みながら寝てしまい,スタンドや部屋の電灯が朝まで点いたままという事が何回もありました。しかし,ある時間操作しなければ自動的に画面照明の電源もオフされる電子書籍端末なら,そんな心配はありません。
 紙の本では,ビニール袋に入れて風呂に持ち込んでも,ページをうまく繰る事がほとんどできませんが,電子書籍では風呂場での読書がほぼ問題なく可能です。「ほぼ」というのは,ビニール袋に露がついたり曇ったりして,読み難い事がある為です。しかし,文字の大きさを大きめに設定すれば,問題なく読む事ができます。
 紙の本では,一冊読み終わる直前の外出で,今読んでいる本と次に読む本の2冊を持ち歩かなければならないのですが,電子書籍では端末に2冊でも3冊でも,好きなだけ入れておけばいいのです。
 まあ現在の問題は,まだ電子書籍になっている本が少ないという事ですね。シリーズ作品の初期の作品しか電子化されておらず,「続きは紙の本で」という場合が多いのも不満です。本の電子化がどんどん進んでいく事を望みます。

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