再度,イギリスに行ってきました(2)〜ダートムーア到着翌日は岩山上の教会へ
(B&Bの窓から観た朝の光景。空の一筋は,飛行機雲。UFOや彗星の航跡ではありません・・・・・たぶん。)
さて昨日は,ロンドンパディントン駅からグレートウエスタン鉄道の列車で,ダートムーアへの玄関口,ニュートンアボット駅に着いたところまででした。
列車が駅に着いたのはもう夜の10時になろうという時刻でしたが,B&Bご一家がホームで待っていてくださいました。息子さんのうちのお兄ちゃんは現在学校の近くに下宿しているそうで,ご夫婦と高校生の弟君の3人での出迎えでした。
例によってB&Bの2台の車に乗車して駅を出発し,30分程してWidecombe in the moor村のB&Bに到着しました。この時刻,辺りは真っ暗でしたが,空の月や星がよく見える天気で,なかなか幸先のいいダートムーア訪問スタートでした。気温も東京地方とそれ程変わらないようで,日本での暮らしと同じ服装が十分通用しました。道の両側には,暗い中に,羊などの動物の姿が見えました。
さてダートムーア訪問2日目(といっても1日目は夜遅く,ダートムーアに着いただけでしたが)のメインベントはダートムーアの小高い岩山,Brentorの上にあるセントミカエル教会訪問です。
B&Bの客用食堂でイングリッシュブレックファーストの朝食をいただき(フルの1人前ではなく,各自半人前。日本人にはそれで十分),2台の車に私達4人とB&Bのご夫婦2人が分乗して出かけました。
(B&Bでの朝食の残骸と飼い猫のニモ君。残骸ですみません(笑)。)
セントミカエル教会を訪れる前に,刑務所のあるPrince townの近くを通り,Tavistockという街に入りました。ここのマーケットで1時間程土産品などを買ったり,街を散策したりして楽しい時間を過ごしました。ここのマーケットは,特に土産品だけではなく,普通の工具や食料品,衣類,補聴器,家の樋まで,それほど大きくない建物の中で様々な品物を売っており,なかなか楽しいところでした。
(Tavistockの街並とマーケットの中の様子。左側の写真をクリックすると,Tavistockの駐車場の入り口に立って360度見回した動画映像が現れます。)
Tavistockの街を出て,いよいよ岩山上の教会に向かいます。その教会は13世紀に建てられたもので,イングランドの南部を斜めに横断するレイライン上にある教会だそうです。麓の駐車場に車を止め,彼方に見える岩山に向かいました。岩山上にはポツンと教会の建物が見えています。教会は駐車場からかなり遠く,またかなり高い岩山上に位置する様に見えていましたが,いざ歩いてみるとそれほどの距離も高さも感じませんでした。
(麓からポツンと岩山上の教会が見える。写真をクリックすると,そこで360度見回した動画が現れます。)
しかし岩山からの眺めは雄大で,確かに高くまで登った事を感じました。教会内には自由に入る事が出来ます。駐車場には数台の車が停まっていましたが,教会付近には誰もいませんでした。古い教会ですが今も生きている教会で,内部はきれいに整備され,ミサなどが定期的に行われている様です。小さな教会ですが,ステンドグラスで描かれたセントミカエル像からの光で教会内が満たされ,荘厳さと清貧さを感じます。
(上の二枚のうち,上の写真は教会外観。下の写真は教会内の主祭壇後方のセントミカエル像のステンドグラス。教会外観写真をクリックすると,動画が現れます。)
長くなったので,今日はここまで。続きはまた明日。
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