NSAによるネットからの情報収集を元CIA職員が暴露したそうですが・・・
アメリカ国家安全保障局(NSA)がネットを流れる個人情報を収集しているという事を,CIAの元職員であったエドワード・スノーデン氏が暴露して,話題になっています。
この事に対しては,「そんな個人情報収集が行われているのか!」と驚き,怒りをあらわにするというのが,一般市民としての正しい反応だと思います。
まあ建前的にそういう反応を示した上で,・・・・・・みなさん,本当に驚きますか? こんな事,とうの昔から行われてきているんだと思います。たとえば会社などでは,社員のメールチェックを行っていると明言しているし,しかし社員の間では,そうは言っても実はほとんど見ていないらしいという話も囁かれているし,それに個人のメール等も,メール会社に開けて見られているのは当たり前だし(だって全てのメールを一度開封しなければ,スパムメールのチェックはできない訳で),政府の情報部門にしてもそこら辺のゴシップ好きなおばちゃんにしても,そんなに簡単に情報を集められるのならば集めようと思っても不思議ではありません。そんな事が法律的に許される事になっているのか,法律違反であるのか,という問題はあります。しかし技術的にできるんだし,やっていると思っていましたよ。
私ならば,万が一テロ行為など違法な事を行おうとする場合,ネットを使おうとは思いませんね。むしろ郵便や宅配メール便の方が,よっぽど秘密が保たれるしアジトを突きとめられにくいと思いますよ。ネット上で流れる情報は,個人情報にしろナンにしろ,それなりに公開されていると思った方がいいですね。公開したくない事は,流さないように注意しなくてはなりません。
また,そう思ってもそうできない事も多いかと思いますが,どこかに知られては困る秘密などない人生を送る事を心がける事も必要でしょうかね。知り合いに知られたら恥ずかしいと思う事はたくさんあるかと思いますが,知らない政府の人に知られても別にかまいません。ただ,自分は秘密でもなんでもないと思っていても,政府にしてみれば不穏当な思想だなどと思われてしまうという事もあるんでしょうね。
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