最近の週刊誌の中傷記事
昨日,インターネット選挙の事を書いたとき,「ネット上で,候補者に対するネガティブな発言が行われるのを心配する人も居ますが,行き過ぎた中傷やネガティブな発言は,発言した人こそ「変な人」と見られたり「近寄らないでおこう(もちろんネット上で)」と思われる事が多く,あまり心配はしていません。ネットを普段使っている人ならば,そのように反応する程度には,ネット社会が発達していると思いますよ。まあ,大人の世界ではね。」と書きました。
それを推敲していた時,週刊誌の事が頭をよぎりました。電車の中吊り広告として週刊誌の広告がぶら下がっていますが,暇にまかせて読んでみると,人に対する中傷やネガティブな発言が多いと感じるのです。以前は週刊誌を毎週のように買っていた時期がありますが,中を読んでみるとそれ程ネガティブに尖った記事でない事が多かった。しかし最近,床屋などで待っている間に久しぶりに週刊誌を読んでみると,どうも文章が悪く,中傷めいた記事が目立ちます。文章がネット上の文章に似ているのです。
ネット上の文章というのは,口語と文語の中間の様な文章といわれ,口語に近いのですが,週刊誌のネガティブ記事はそんな文章が多いのです。ネット以外の文章も,そんな調子にするのが最近の流行という事なんでしょうか? それとも若い人に受けると思っているのでしょうか? (よく若い方のブログやポッドキャストにコメントしますが,かなりしっかりとした文章で返事をくれる方がほとんどですがね。) そんな記事を読むと,前のネット選挙の記事で述べた様に,「変な記事」「近寄らないでおこう」と思う訳ですね。人を中傷しようとするのならば,できるだけ立派な文章で,立派な内容でなければなりません。まあ,記事の内容を信じさせようという気もないのかもしれませんが・・・・・。
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