参院選挙結果
やはり自民党圧勝しましたね。
私はと言えば,どう言い訳しても現在問題になっている事の多くを作ってきた自民党に投票する気がせず,みんなの党にいれました。我が家の選挙区のみんなの党の候補者は,いち早く当確となりました。まあ,人に入れた訳ではなく,党に入れたんですがね。
ねじれが解消して,政策実現がスピードアップされるんですかね。ますます参議院の必要性が薄れるんじゃないんですかね。
投票率が50%を大きく割ってしまいましたが,コレはどう考えるのでしょう。自民優勢と言われる中での選挙で投票に行かなかったのだから,多分,大部分は消極的な自民支持と考えるべきなのでしょうね。
以前このブログでも,ネット選挙について書いた事がありますが,ネット選挙というのは,どの程度,何に貢献したのでしょうか? TwitterやカミさんのFacebook(私はやっていないので)などでは,選挙がらみのツイートやコメントを見る事はありませんでした。一部では盛り上がっていた様ですが,それ程選挙に貢献していないのではないかと思います。まじめな政策や意見の発信ではなく,遊説の様子をネット中継して,まるでイベントの様にネットを使って落選した候補もいて,候補者の側でも勘違いがあった様です。
ネットの影響力というのは,今回の選挙の様子を見ると,数万人程度だと思われます。数万人では,参院選では当選できないのです。米国の大統領選挙の様に,わずか二人程度の超有名な候補者の中から選ぶ様な選挙では,またネットの影響力というのは違ってくるのかもしれませんがねえ。
以前書いた様に,ネットというのは,関心のある人が積極的にアクセスしなければ機能しないメディアです。前の記事で,「はじめてのインターネット選挙とはいえ,あまり状況は変化しない様な気がします。」と書いたのですが,結局その通りだったと思います。しかし,ネットの中でいつもより政治や経済についての発信が多くなり,いろいろな意見の方がいる事がわかったのは成果だと思います。思いのほか農家の中には,TPP賛成の方がいることが分かりましたしね。
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