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2013/10/20

エバーノート版「ひらくPCバッグ」が届いた

Pcbag

Pcbag1 先日このブログで,「注文した」と書いた,「ひらくPCバッグ」が届きました。
 私はアメリカのIT企業,「エバーノート」が開いたエバーノートマーケットという物品販売サイトで購入したのですが,本来このカバンは日本人が企画・設計したもので,日本のカバン屋さんが製造し,「アブラサス」という日本の物品販売サイトで売り出していたものです。
 その「アブラサス」のサイトでは既に売り切れており,次回製造分は来年2月に販売するとして予約のみ受け付けている状態でした。そんな事もあって,エバーノート版もすぐ手に入るのか心配していたのですが,注文してから2日で届きました。
 このカバン,「アブラサス版」と「エバーノート版」では,多少違いがあります。大きな違いは,色と形状の違いです。アブラサス版がブラックとオリーブグレー(多少緑がかったグレー)の2色なのに対して,エバーノート版はダークグレーの一色のみ,開け口の形状がアブラサス版では角のRが大きく,エバーノート版は角のRが小さくて四角張っている様に感じられます。Rが大きい方が開閉しやすいのですが,私は四角いのが好みです。また表面のナイロン布の使い方も,アブラサス版が横スジ模様が見える様な方向で布を使用しているのに対して,エバーノート版は縦スジが見える方向で使用しています。このバッグは横方向に対して高さが低く,かなり横長に見えるのですが,縦スジ模様のエバーノート版の方が縦長に見えて,横長感が幾分緩和されるのではないかと思いました。他の違いは,外部のエバーノートマークの飾りボタンや内部のロゴの有無くらいです。しかし私はエバーノートを使っているわけでもなく,エバーノートのマークが付いていようが無かろうが,べつにこだわりません。
 実際のところ,アブラサス版をあの時期に注文していたら,来年の2月までバッグを入手できなかったと思われ,結果的にはエバーノートマーケットで購入して正解でした。
 このカバンは三角形の断面を持ち,机の上に立てたまま内部に前面からアクセスできるバッグです。肩掛けヒモの角度が斜め掛けに都合いい様にできている様ですが,私はこれまで斜め掛けでカバンを持ち歩いた事がありません。「オジサンの斜め掛けってどうなのよ」と思ったのですが,街中で観察してみると,結構オジサンはバッグを斜めに掛けているのですね。かえって大学生くらいの若者は普通に片方の肩に紐を掛けて居る人が多い様に感じました。(世の中を観察すると,結構太ったオジサンが斜め掛けしているケースが多い様に感じました。反対に若者は,スッとした人が斜め掛けしています。まあ単に,オジサンというのは太った人が多いというだけの事かもしれませんが・・・・・。)
 またこのバッグ,片方の肩に掛けても特に不便はありません。ただ,カバン全体が横長なので,人で混みあった所では通行の邪魔になりがちで,やはりこのバッグは斜め掛け,背中に背負う様な形で持ち歩くのがしっくりくる様です。
 まだ十分使い込んでいないので,使い勝手についてあまり云々できませんが,ちょっと使ってみたかぎり,机の上に縦置きしたまま,まるで引き出しの様に使う使い方が便利です。マジックテープを使って自在にカバンの底部の空間を区切る事ができる柔らかいコンパートメント板が3個付属していて,これでバッグの底を区切って,ちょっとした机の中の小物入れ的な箱をつくれるのも便利です。
 このカバン,取っ手が付いていないのですが,ちょっとした机の上の移動などのために,仮設的なものでもいいから取っ手がついていた方がよかったと思いました(エバーノート側の人は付けたかったらしいのですが,日本側の意見が通って,結果的には取っ手無しになった様です)。普通にカバンの取っ手をつけるには,バッグ上部の補強などが必要になるでしょうが,そんな本格的なものではなく,バッグの紐の付け根から,もう一本バッグの上部に沿って,バッグ本体と同じ素材の薄目のナイロン紐をつけてもらえればいいのです。どうせ机の上の移動や床から机の上に上げるなどの動作を,片手でできる様にするだけなのですから。

 ちなみに,前の記事に書いた,オフ時に使っていた風呂敷のアウター,風呂敷の対角線を長く結んで肩掛けの紐に,そしてもうひとつの対角線を短く結んでインナーを緩く縛る様にすれば,その短い方を片手で持って机の上や床から机の上への移動など,ちょっとした移動が片手でできます。今考えると,あの風呂敷のアウターと丈の短いインナーバッグの組み合わせというのは,結構秀逸だったのではないかと思います。

閑話休題・・・・・

Evernote_bag ちょっと悩んだのは,長さがカバンの高さより大きく,立てて収納できない傘をどうやってバッグに入れるかという事です。結局底に寝かせたのですが,KindleやIPod入れの為にコンパートメントを設置すると,傘が長くてすんなり横に寝かせる事ができません。仕方ないので,寝かした傘の上にコンパートメント板を取り付け,コンパートメントの下をまたいで傘が存在する様にしました(左の写真)。そんな工夫をしながら使うのも楽しいのですが,できれば横板の外部にでも,傘入れがを付けて欲しかったと思いました(外観はちょっとみっともないかな?)。欧米人なら傘を持ち歩かないかもしれませんが,日本人のバッグとしては,傘入れは必須でしょう。まあ,バッグ内部に立てて収納できる,三段に折れる丈の短い傘を持てばいいのかもしれませんがね。
 このバッグ,昨年は26000円以上の値段でした。完全な日本製でしたが,その日本のカバン屋さんがベトナムに工場を開き,今年からベトナム製になりました。それで値段が19950円まで下がったのです。26000円だったら,買うかどうか大分考えていた事でしょう。安くなったので入手しやすくなりました。逆に,形状や機能はそのままに,ヨーロッパのハイブランド(ビトンとかグッチとか。アメリカのコーチも可www)製のものができたら,高くても買いたいと言っている方が居ます。これには私も賛成です。26000円では躊躇するかもしれませんが,ハイブランドの数十万円のものなら,躊躇せずに買うかもしれませんよ(笑)。何のかんの言っても,やはりブランド品はよくできているし,物の寿命が違うので,一生物になります。
 前側の上半分がぱっくりと開くカバンというのは,これまでにも無かったわけではありません。大量の書類を持ち歩く為の,堅く四角い直方体の書類カバンがそんな構造でした。A4サイズの書類が大量に入る様な小さ目のトランクの様なカバンです。持っている人の職業で言えば,大量の書類を持ち歩く弁護士などがイメージされます。今回の「ひらくPCバッグ」は,この仕組みを取り入れた上で,小さいポケットや自在に設置できるコンパートメント板を設けて普通のナイロン布のバッグとして作り,書類カバンではなく様々な物が入る普段使いのカバンとしたというものですね。
 また,断面が三角形のバッグというのも以前からありました。私の高校時代の友人が通学に使っていました。高校生のバッグなので皮ではないと思いますが,皮風のビニールのバッグでした。そのバッグの発想は,かなり厚さの厚いバッグを作ろうとしたが,上部までそのままの厚さだと肩にかけづらくなるので,上方を絞って三角形断面にしましたという事だと思います。そのバッグを肩にかけた様子は,余りかっこ良く見えなかったんです。三角断面のバッグというとそんなイメージが思い出されて,今回の「ひらくPCバッグ」についても,はじめは「三角断面はちょっとな〜」という感じがありました。しかしながら,今回のバッグは友人のバッグ程の厚みは無く,三角断面といえども結構いい感じの形状になっていると思います。
 まあこのバッグ,これからじっくり使い込んでみようと思います。そうしたら,また別の感想が出てくるかもしれませんね。

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