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2013/10/02

代官山の「蔦屋書店」

Tsutaya 昨日の「アロハテーブル」の記事の中で,代官山の「蔦屋書店」に行ったと書きました。
 この書店は,名前から分かる様に,TSUTAYAのカルチャーコンビニエンスクラブが運営する大型書店です。3つの建物の中に,本のジャンル別に売り場が入っています。
 その平台に陳列されている本を見ると,一般の書店とは随分違っています。いったいどれ位の人が興味を持つのだろうと思える「東京の暗渠」などという本が平台に並んでいるのです(私は興味があります)。とにかく,見る本見る本,「えっ」「あッ」という本が揃っていて,とても興味深い陳列です。どの館にもスターバックスなどのカフェが併設されていて,飲み物を飲みながら本を読む事もできます。
 随分前にこのブログで,「ネット書店の存在する現代の書店の役割は,「ショーウィンド」と書いたのですが,正にそんな感じでした。実際,この書店の本はインターネットで購入する事ができます。まさに「書店」は,ネット書店のショーウィンドなんですね。ネット書店はベストセラー本ではなく,マイナーな本で利益を上げていると書いた事もあるのですが,蔦屋書店で平済みされているのはベストセラー本ではなく,ちょっとオタクなマイナー本であり,ある意味ネット向けの特異な品揃えをしているのです。まさにネット販売を意識した書店と言えるでしょう。
 TSUTAYAは公立図書館の運営の請負も始めていますが,そんな図書館でも,同じ様な興味深い陳列が行われているのでしょうか? 代官山の「蔦屋書店」は,東京近辺ではかなり話題になっていますが,「なるほどな」と思いました。特に買うお目当てがない時に,ブラッと入って陳列されている本を眺めるだけで,これほど楽しい思いをする書店は無いと思います。

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