五反田「シンガポール・シーフード・リパブリックジュニア」の海南鶏飯
以前,水道橋や恵比寿で食べた事のある海南鶏飯。シンガポール風蒸し鶏です。今回食べたのは,東京五反田のJRアトレ内にある「シンガポール・シーフード・リパブリックジュニア」というシンガポール料理の店でした。
他の店と同じ様に,チキンスープ,鶏のスープで炊いたご飯が付きます。別皿のタレはやはり溜り醤油,チリソース,ネギ油の三種類。これまで行った水道橋や恵比寿の他店ではネギソースにも塩味が付いていましたが,今回の五反田では,ほとんど塩味はありませんでした。溜り醤油は幾分甘め,独特の「溜まり」風味の強い物でした。一番癖がなく美味しかったのは,チリソースですかね。蒸し鶏のジューシー感が申し分なく,美味しい海南鶏飯でした。ちなみに,ご飯は日本米ではなく,長粒種のポロポロしたお米です。だから箸では食べにくいのですが,スプーンが三つも付いてきました。一つはこのご飯を食べるものだと思います。あとの二つは,蒸した鶏肉を分けるためのナイフ・フォーク代わりかな。卓上には,あらかじめお箸とナイフ・フォークが籐の小箱に入れて用意されてはいましたが。
付け合わせというか,海南鶏飯が出てくる前のお通し感覚で,春雨の乗った野菜サラダ(パクチーは入っていない様なのに,妙にパクチー風味がする),ニンジン・キュウリのピクルス,それに東南アジア風玉子焼きとでも言うのでしょうか,丸いエビ煎の上に丸く焼いた卵焼きが乗ったものが出てきました。これにはエビが乗っかっており,エビ煎のエビ味も効いていて美味しいものでした。
この店のランチは全て950円均一。もちろん海南鶏飯も950円で,なかなかのコスパだと思います。
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