都知事選,脱原発を争点にする事に対して理解が進む?
2月9日の都知事選。いよいよ投票日が迫ってきました。
最近の報道では,細川氏の勢いが増し,舛添氏の勢いが減退しつつあるようで,舛添陣営では応援演説に安倍首相を投入してテコ入れを計る様です。
細川氏の勢いが伸びているというのは,都知事選に脱原発を争点とする事が理解されてきたという事でしょうか。以前書いた様に私も,「原発が立地していない東京都で,脱原発を知事選の争点にするのはどうなのよ?」と思っていましたが,ちょっと見方を変えて「電力の日本最大の消費地の知事選で,自分達が使っている電力を原子力発電でまかなうべきかどうかを争点にするのは,実にもっともな話だ」という考えに変わりました。原発で作った電力を使うかどうかという選択だとすれば,脱原発は東京都知事選挙の争点としてまことにふさわしいという事になります。
マスコミなどで見かける各候補の政策比較表などにも,原発問題の項目が必ず記載される様になりました。さらに細川陣営の最近の伸張を見るに付け,今後行われる各地の首長選では,原発問題を争点にせざるを得なくなりつつあると言っている方もいます。
まあ,脱原発を争点にする事は理解しても,「即脱原発」という細川−小泉元首相コンビの主張に賛成するかどうかは別の話になりますけれどもね。しかし以前も書いた,「国から地方交付税配分を受けずに自前で財政運営でき,国の顔色をうかがう事なく意見が言える希有な自治体である東京都の知事が,重要な問題に対して国と同じ意見をもつ人だというのは,何だかもったいない」という事は,私が選ぶとしたら結構重要な候補者選びの選定基準になりますwww。
細川氏は原発以外の政策が無いという人も居ますが,以前書いた様に,「そういうチマチマしたことは,誰が当選してもやらざるを得ない事で,むしろ公約の終わりの方に掲げるだけで十分」という気がしています。
ところで,このブログにも書いた事のある家入候補の動向は? 何と昨日のNHKニュースで,主要4人に続く5人目として,家入氏の紹介がありました。先週までは,主要候補の5人目はドクター○○だったのですが,家入氏が第五の候補になった様です。政治記者もやっと家入氏を認識しましたか・・・・・。
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