パラリンピックはオリンピックの中で
今日3月7日から,ソチパラリンピックが始まります。パラリンピックといえば,ロンドンパラリンピックを思い出します。
一昨年8月下旬,イギリス旅行に行って,その時の様子をこのブログにアップした事がありました。折しもロンドンオリンピックが終わり,パラリンピックが始まろうという時期で,私達がロンドンヒースロー空港に到着した時,各国からのパラリンピックの選手達の入国で,空港の入国審査はごった返していました。パラリンピック開催時の特別の処置として,ロンドン市内の高速道路がパラリンピック関係車専用となり,私達の乗ったツアーバスもロンドン郊外で高速道路を降り,市内は混雑した一般道を通ったため,ツアー解散時間が通常より1時間余り遅れてしまったという事もありました。
その時ふと,パラリンピックはオリンピックと別に期間を設けておこなう必要があるのかと思ったのです。つまり,オリンピックの中で,オリンピック競技の種目として,身障者による競技が行われるという事で何ら問題ないのではないかと思うわけです。
そんな意見がネット上にないかしらと調べてみましたが,何と下村五輪担当相が参院予算委員会で,「2020年の東京五輪とパラリンピックの相互交流について何らかの競技種目で一緒にできるというのは象徴的で,国会からも国民からも提案がある。組織委員会などと相談しながら前向きに検討したい」と述べたという話が出てきました。オリンピックとパラリンピックの融合というのは,結構考えている方がいるんですね。「交流」ではなく,いっそうの事「身障者による競技を,オリンピックの種目として行う事」を考えてくれませんかね。
(写真は,ロンドンパラリンピックのマークが掲げられたタワーブリッジ。)
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