知人がウコン製剤で肝機能障害に
知人が健康のためにウコン製剤を毎日飲んでいたら,肝機能障害になったというので,周囲の間で話題になっています。人間ドックの血液検査で肝臓機能関係の数値が思わしくなく,ウコン製剤をやめてみるようにいわれて,その数ヶ月後の血液検査で数値が正常化したという事で,やはり犯人はウコンだったんだという事になりました。
ウコンのとり過ぎで肝機能障害になるというのは,結構ありがちな事らしいですね。確かひと月程前の新聞でも見た事があるような気がします。健康のために飲んでいたウコンですが,残念な事になりました。
健康によかれと思ってやった事によりかえって健康を害するという事は,よくありがちだと思います。私が知っているだけでも,毎日水を2リッター飲んでいた人が内蔵機能障害になったとか(水中毒?),ココアがいいというので毎日飲み始めたら糖尿病になってしまったとか(なんで砂糖入りを大量に飲むのかなあ),いろいろあります。
健康ブーム,サプリメントブーム,それにテレビで○○が体にいいと伝えられるとスーパーの棚からその食材が消えてしまうというご時世です。ある特定のものだけを大量にとって体にいいわけがなく,むしろ食べ物などより睡眠時間や規則正しい生活など,生活習慣に気をつけるのがよほど健康にいいように思います。まあ,仕事などのために,生活習慣を改善する事ができないからこそサプリや薬や食べ物に頼るというところもあるんでしょうがねえ・・・・・。
(写真は環境gooの植物図鑑から拝借したウコン。ショウガの仲間らしく,粉にする前の根茎は,確かにショウガに似ています。カレーの黄色い色がウコンですね。カレーの本ではターメリックなどと称しますが,要するにウコンです。)
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