消費増税でも買い控えはないようで・・・・・
4月1日の増税からそろそろ1ヶ月が過ぎようとしています。
増税当初,テレビニュースなどでは,ガラガラのガソリンスタンドなどを映し出し,増税後の買い控え,景況低下感を演出していましたが,1ヶ月も経たないうちに,景気は増税前に戻った様です。
新聞各社のアンケート調査では,60%前後の人々が,増税後買い控えしていないと答えているし,商店街で聞いても増税の影響は感じていないと言っているし,デパートなどの業績は増税後も悪く無いようです。
増税後買い控えしていないというのは,サラリーマンなどで給料が上がっていないのならば,多分貯金にまわすお金を少し減らして消費税を払っているという状態ではないかと思います。まあナンノカンノ言っても,世の中にはそういう事のできる余裕のある人も多いという事なんでしょうね。年金暮らしの老人世帯では,消費税をモロにかぶり,大変でしょうけれどもね。
まあ増税による景気の低下は限定的だったという事ですね。
牛丼チェーン店をはじめとして,飲食店が従業員不足で閉店しているというニュースがありましたが,カフェでアルバイトしているウチの近所の大学生によると,フリーターが正社員になってみんなヤメてしまって,ウチも人手不足だと言っているし,近所の奥さんは,一緒に働いていたパートのおばさんが,続々ともっといい給料のパートに移ってしまい,自分も誘われているというし,人手不足というのも「景気のいい話」の一種のようです。
まあ,今のところは・・・ということかもしれませんが。
ところで先日,サントリー系のハンバーガーショップ,「ファーストキッチン」の日替わりセットを頼んだら,内容は変わらず,値段は増税前と同じ500円のままでした。このような企業努力もあるんでしょうね。
(口絵は,某党のホームページより。)
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