スマホ画面を見ている時間が,テレビを見ている時間の3倍になった?
最近読んだあるブログによると,若者が「スマホ画面を見ている時間」と「テレビを見ている時間」を比べると,スマホがテレビの3倍だという話があるそうです。「若者って具体的に何歳までの統計なのよ」とか,突っ込みどころはあるんですが,まあとにかく「テレビの負け」というような論調で語られていました。
まあ,スマホ画面の方がテレビより見る時間が長いというのは,実感として確かにそうだろうなと思うし,若者でないわたしでも,テレビを見る時間よりスマホ画面を見る時間の方が長いし,しかもその比は3倍どころではないと思います。
ただ,この比較はなにか意味があるのかしらと思いますね。
以前手紙を読んでいた時間は,スマホでメールを読んでいるのに相当している。以前新聞を読んでいた時間は,ネットでニュースサイトを見ている時間に相当している。以前本を読んでいた時間は,スマホで電子書籍を読んでいる時間に相当している。ゲーム機でゲームをやっている時間は,スマホでゲームをやっている時間に相当している。細かいことを言えば,音楽を聴く為に選曲などでスマホ画面を見る。スマホがテレビの代わりにやっている事と言えば,YouTubeかニコ動で動画を見ている時間だろうか。
以上の様に,スマホは様々なメディアを取り込んでおり,スマホを見ている時間とテレビを見ている時間をくらべたら,そりゃあスマホを見ている時間の方が長いでしょう。手紙も,新聞も,書籍も,ゲームも取り込んでいるのだから。
さらに,テレビのコンテンツは,スマホのコンテンツにもなりうるわけですから,家電製品としてのテレビとスマホは対立する要素があるかもしれませんが,コンテンツとしてのテレビ番組とスマホ番組は,対立していないと思うんですよね。
しかし広告収入を当てにしているテレビ局にとっては,スマホの台頭というのは頭痛の種なんでしょうね。しかし,コンテンツとしてのテレビとスマホが対立していないのならば,スマホでも収入を得る方法を開発して行く事はできると思います。すでに,有料のNHKアーカイブなどで,テレビ番組を見ている方もいるでしょう。
今の時代,ストリーミング方式のテレビ放送の視聴率が,そのコンテンツの人気度の指標としてどの程度当てになる数字なのか疑問に思いますね。録画で見る人もいるでしょうし,アーカイブのようなネット経由で見る人もいるし,見逃した番組をレンタルショップで借りたDVDで見る人も多いでしょう。見応えある優れた番組程,テレビ放送以外の方法で見られている事でしょう。
まあテレビ局には,ネットでも売れる,プロらしい見応えあるコンテンツを作ってもらいたいですね。素人っぽいコンテンツは,素人がネットで流している時代なんだから。
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