ピンホールメガネで目を休ませる?
ここのところ,めっきり目の衰えを感じています。
前は両目共1.5であったのに,最近は左は1.0,右は0.7程度になっていました。今視力を検査すると,もっと衰えているかもしれません。
最近視力の衰えを何に感じるかというと,Kindleの文字の大きさです。昨年は下から2番目の大きさの文字を使っていたのに,今年に入って3番目でなければ画面が見づらくなってきました。Kindle画面上で,いままでより一段階大きな文字にしなけらば,読みづらくなってしまったという事です。
ということで,iPhoneに立体視による視力アップというソフトを導入してみましたが,最近立体視にもすっかり飽きてしまいました。
そこで,アマゾン書店から「視力アップトレーニング」という本を買いました。主婦の友社から出ている薄いムック的な本です。
そこには,目のストレッチと脳のストレッチが載っています。目だけでなく,脳のトレーニングも必要というわけです。その本に付録として付いてきたのが,写真のメガネです。両目共,縦・横に小さな穴が開けられた黒いメガネです。
ネットを探すと,このようなピンホールめがねをかけるだけで視力がアップすると書いたサイトもあるのですが,この本の言い方は少し異なり,このメガネをかけると,ピンホールカメラの原理で,目の筋肉によって目のレンズを調節する事なく物が見えるので,目の筋肉を休ませる事ができると言っています。目のトレーニングで疲れた目の筋肉を休ませましょうという事ですね。
ネットでは,このようなメガネをかけても,視力がよくならないというコメントがたくさん見受けられましたから,さすがに主婦の友社は「メガネで視力アップ」を詠っていないんですね。
さてこのメガネをかけると,実際に小さな文字がはっきり見えます。しかも,裸眼ではぼやけて読めなくなるくらい対象を目に近づけても,はっきり見えるのです。例えば市販薬の瓶に貼ってある極小さな文字で書かれた効能書きや成分表も,目に近づければはっきり読み取れます。私よりはるかに視力の悪く,常時メガネをかけているカミさんも,ピンホールメガネをかければはっきり見えると言っています。実際,ちょっと感動的なくらいはっきり見えます。
しかし,この本によれば,このメガネをかけていれば視力が良くなるという事はなく,単に目を休ませる為に使いなさいという事です。
この本に書いてある目のストレッチ,毎日風呂につかりながら実行しています。目がよくなるというより,これ以上悪くならなければいいなと思っています。
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