丸亀製麺は人手不足には悩まされていないようで・・・

　最近，飲食業会は人手不足に悩まされています。某カフェチェーンでバイトしているウチの娘も，「最近フリーターが大勢他社の正社員になって辞めてしまったので，４人で回していた仕事を３人で回さなければならず，もう大変」と言っています。そんな娘自身，カフェのバイトを減らして，某社団法人のバイトをやり始めました（某法人の天下り先になっているらしく，正職員のおじいちゃん達が超優しいそうですwww）。
　そんな折，丸亀製麺社長のインタビュー記事を読みました。そこでは，「時給は少し上昇しているが，地方を中心に展開しているので他社程でもない」「スタッフは若年層に依存しておらず，中高年，特に主婦の方に活躍していただいているので，いまのところ人材確保の面で大きな問題は起きていない」という話がありました。
　そんな話を聞いてみると，ウチの娘の「もう大変」という悩みも，都会ならではという事なのかなと思います。地方は絶対的に仕事の場所が少ないという事なのでしょうね。都会で起きている，アルバイトやパートの方々の，いい条件の職場への移動も，起こりようが無いという事なのでしょう。
　しかし丸亀製麺も，これからは都市部に展開していくそうですから（地方はもう飽和したのかな？），そんな悩みに直面する様になるんでしょうね。社長のインタビューでも，「都市部のお店は時給を高く設定しても，なかなか人が集まらない。人件費が増えることも問題だが，採用コストの増加も問題になっている。東京は2020年にオリンピックが開催されるので，それまで家賃や人件費の問題が続くだろう。」と言っており，そこら辺は覚悟の上という事なんでしょうね。
　でも丸亀製麺，私は東京駅の八重洲地下街の店に入った事もあり，地方中心という感じはなかったのですが，会社としてはそんな方針だったのですね。