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2014/06/27

横浜市鶴見の河童沼

Dobu 横浜市の古い地図を見ていたら,横浜駅からやってきた東海道本線が鶴見川を渡ってすぐ,東海道貨物線が(今では横須賀線も)旧新鶴見操車場方面へ分かれますが,そのカーブの内側あたりに,広い沼地というか湿地を見つけました。その沼のすぐ左側(西側)に鶴見川が流れています。つまりこの沼地は,鶴見川の氾濫原ということなんでしょうね。(地図上の中央の下の方,直線の線路から左上の方へ分岐する辺りを参照方。)
 この場所を現在の地図で見てみると,四角いプールがいっぱいある場所です。ここは今,横浜市北部第一水再生センターという下水処理場になっているようです。
 そんなこの場所,昭和32年の地図で広い沼地になっていたこの場所について,何か情報はないかとネットを探ってみると,この湿地帯に付いて語っているサイトを見つけました
 なんとこの湿地,映画に映っていたんですね。新藤兼人監督の昭和29年公開作品,「どぶ」という映画です。
 なにしろ私が生まれる前に公開された作品で,観ていないのでWikipediaからの引用になりますが,「河童沼のほとりのルンペン部落に住む知恵遅れの女,ばくち好きの男,新興宗教にすがる老婆,元新劇の名優だったと自称する男たちの人生模様を描いている。」という映画で,最後には悲劇に終わるらしいですね。配役がすごい。主要な3キャラクター,知恵遅れの女を音羽信子,ばくち好きの二人の男を宇野重吉と殿山泰司が演じるという,まだ彼らが若かった頃とはいえ,大女優と名優2人の競演です。音羽信子30歳,宇野重吉40歳,殿山泰司39歳の時の作品ですね。その他にも,山村聡,下元勉,加藤嘉,花沢徳衛,三崎千恵子,奈良岡朋子,大滝秀治,芦田伸介が出演し,音楽は伊福部昭という錚々たるメンバー。
 実際にこの沼でロケが行われたらしく,貨物線を走る列車も出てくるし,役者たちも体に悪そうな汚い沼に飛びこんだという話を,新藤監督が書いているそうです。
 ところで,この沼の名前,実際に「河童沼」といわれていたんでしょうか? ひょっとして,映画の設定かもしれませんね。
 この映画,DVDになっているようで,現在でも見ることができるようです。

(写真はアマゾン書店より拝借した「どぶ」のDVDカバー。宇野重吉が若い。なにしろ,現在NHKの大河ドラマで徳川家康を演じている息子さん,寺尾 聰よりずっと若い頃なんだから。)

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