亀甲マーケットへ行ってみました
先日GoogleStreetViewなどを使ってバーチャル探訪した川崎市下平間の亀甲マーケット。昭和30年代の地図に示された八角形の建物で,現在は当然取り壊されて無いものと思っていましたが,それが現在のGoogleMapや航空写真に写っているということで,今回実際に訪れてみました。
亀甲マーケットは南側が新府中街道に面しており,GoogleStreetViewでは真っ赤な看板を掲げたラーメン店になっていましたが,実際行ってみてもそのとおりの風景でした(あたりまえだ)。
そのラーメン店の向かって左側がマーケットの入口になっていて,ドアも無く,シャッターも無く,常時開いている状態でした。その代わりマーケットの中の各店にシャッターがあり,この日が日曜日だったためか,そもそも店が立ち退いてしまったのか,開いている店は無く,マーケットの中の通路も薄暗く電気もついていない状態でした。
とりあえず外周を巡ってみました。右側が白い波型の樹脂プレートになっている写真がそのときのものです。樹脂プレート側がマーケットの外側です。白い樹脂プレートは新し目のもので,このマーケットはメインテナンスがなされているようです。
その外周の通路には,いくつかのマーケット内部への通路が口をあけていました。前述のようにその通路は暗くちょっと不気味。そんな通路の写真も示します。
旧府中街道側は他の家や駐車場になっていて,このマーケットに入る口はありません。しかし,前の記事のStreetView写真のように,駐車場からは亀甲マーケットの山形のトタン?屋根が見えます。
一方正面側は,マーケット入口に立っていたのでは山形屋根は見えませんが,新府中街道の向こう側の歩道に立って,少し離れてマーケットを見れば,裏側と同じように山形の屋根が確認できます。
このマーケットがいつごろ立てられたのかはわかりませんが,この建物の部分だけを切り取れば,それはもう昭和初年の香りが一杯で,少年探偵団が活躍しそうに思えます。
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