ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜される
オランダからクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空機がミサイルで打ち落とされるという事件が起こりました。何しろミサイル攻撃ですから,乗客は全員絶望と思われます。
今年3月のクアラルンプール→北京便の消息不明事件も解決していないうちに,マレーシア航空には次の事件が起こってしまったわけです。
どう考えても軍用機と思われての撃墜で,誤射だと思われますが,誰がやったかについてはウクライナ政府,新ロシア派の間で押し付け合いが起こるのでしょうね。親ロシアはの勢力の強い東部での撃墜,親ロシア派が爆撃機を持っていないのならば,政府軍が撃墜など考える訳が無いなど,親ロシア派の犯行である可能性はかなり高いものと思われます。
しかしこの空域,ミサイルが配備されている事やキナ臭い地域であることは周知の事と思われるのですが,民間航空機が普通に飛んでいるのでしょうか? 民間航空機は,「民間」である事を示す電波を出していて,撃墜などのときはそれを確認するという事なのですが,親ロシア派などという,ある意味いい加減な軍事組織が,そんな識別をできる様な設備を持っているのか,またはそんな信号を気にしているのか,さらにそんな信号がある事を知っていたのか,親ロシア派は,そんなきちんとした軍隊なのか,はなはだ疑問です。そんな事を考えると,やはりここは危険な空域だったんだということなんでしょうね。
ウクライナ関連の便ならいざ知らず,まったくの空域通過便であったわけで,乗客もこんな事が起こるなどと,思ってもいなかったでしょう。高空を通過するために危険は無いと考えていたのではという話もありますが,あってはならない事ですね。
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