富良野へ行きました~食べ物篇
さて北海道富良野旅行記の4回目は,食事篇です。
旅行中の食事となると,朝夕は足場となるホテルで食事を取り,昼やおやつとして外で食事を取ることになります。まず宿泊した新富良野プリンスホテル。大きなレストランは3つあり,そのほかにもベーカリーや喫茶店がいくつかあります。
まずは到着した晩御飯,メインダイニングでいただいたコース料理ですが,食事の写真というのが余りありません。景色の写真は自然に撮る事になりたくさんあるですが,食事というのは意識的に撮らなければならず,撮影より食い気という事で,余り撮っていません。この日の晩ご飯は前菜とスープとデザートの写真でお茶を濁しましょう。
ホテルでの食事というと毎回書いていますが,ゆったりしたテーブル配置がいいですね。それだけで2割方,味が向上するというものです。
朝食は洋食と和食のどちらかを選ぶことができますが,どちらもビュッフェ形式で,好きなものを自由に取る方式ですが,私たちは和食を選びました。洋食は地下のビュッフェレストラン,和食は最上階12階の和食レストランで食べることになります。往きの飛行機のキャビンアテンダントさんの話では,「洋食の方は比較的混んでいて,子供も多く外国人も多く,やや喧騒の中で食べることになる。和食は子供も少なく,外国人もめったにいないのでゆっくり食事できる」と聞いていた事もありました。
そこでの食事はおかゆ。梅干と味付け海苔と各種の漬物,それに小型の帆立貝を貝殻のまま入れたホタテ味噌汁。おかゆもおいしかったが,この味噌汁がおいしく,2杯お代わりしてしまいました。
それに牛乳とヨーグルトが富良野産のもので,牛乳は振ってから飲むようにと表示されているほど濃厚なものでした。ヨーグルトもおいしく,どちらもおかわりしました。
一回目の朝食が満足すべきものだったので,次の日も和食にしました。
二軒目のホテル「ナトゥールヴァルト」の食事は夕食も朝食もビュッフェ形式。
この日は昼食を遅く食べたため,それほど空腹ではなく,富良野産の生野菜を使ったサラダを中心に食べました。この野菜は,生産者のネームも記載されているという由緒正しいものでwww,紫のブロッコリー,普通とは違う濃い色合いのニンジン,小さな赤い大根など,珍しい野菜もたくさんありました。これを数種類のドレッシングでいたくわけです。私はアッサリしたレモンドレッシングとタマネギドレッシングがお気に入りでした。プチトマトが非常に甘く,おいしかったのが印象的でした。そのほかに,牛のステーキやカレー,ラーメンもありました。
しかし残念ながら,ここでの食事は食い気一途。写真はありません。
さて,ホテルでの食事の他に,外へ出て観光中に色々食べたのですが,印象に残っているのは,富良野の「サンタのヒゲ」という店で食べたメロンの半切りの上にソフトクリームをのせたスイーツと美瑛町の「Café de La Paix(カフェドラペ)」という店で食べた「ラクレット」です。
前者は大胆にメロンを半切りした上にかなり大きくソフトクリームをのせた食べ物で,ソフトクリームのおいしさと赤肉の夕張メロンのおいしさが存分に味わえるスイーツです。メロンの甘さがソフトクリームの甘さに負けていないのはさすがでした。
後者は山の中という感じの場所にあるスイス家庭料理店です。「ラクレット」はパン,海老,野菜,ベーコン,太いソーセージなどを鉄板の上で焼き,平たいシャベルのようなものに載せて溶かしたチーズをかけて食べるものです。
この店は手作り風のログハウスで,周りの樹木はリスの遊び場らしく,木々を飛び回るりすが見られました。リスの餌場も設けられています。ご主人と奥さんは日本人ですが,海外で出会ってフランスに住んでおられたようです。
そのほかに,美瑛町の「あるうのぱいん」で食べたチーズフォンデュも印象的でした。チーズフォンデュというと,金属の鍋にチーズを溶かし,パンなどを金串にさしてそのチーズをつけて食べるというのが一般的ですが,ここのチーズフォンデュは丸いパンをえぐってチーズの容器にしてあります。パンのえぐった中身も添えられていますから,チーズにつけて食べることができます。
娘たちのリクエストで,ケーキ店「菓子工房 フラノデリス」にも立ち寄りました。宿泊した新富良野プリンスホテルやナトゥールヴァルトにも近いケーキ店で,カフェが併設されていますからイートインもできますが,私たちはテイクアウトにしました。
ここのプリンは絶品です。牛乳瓶に入ったとろっとした柔らかいプリンで,そのクリーム感は半端ではありません。ケーキもチーズを使ったものが多いのですが,チーズケーキもとてもおいしかったです。あまりにもおいしいので,ケーキとプリンを家へ冷蔵便で送ってもらいました。一部のケーキとプリンは,宅配することができるのです。
ここのケーキ類はお値段も手ごろです。東京ならどうしたって1000円を超えるであろうホールのケーキも1000円以下で販売されていました。地産地消だからでしょうか?
ここでの写真は,店の入口だけでお茶を濁しましょう。
食べ物篇の最後は,旭川空港で食べた旭川ラーメンです。一つは醤油味,もう一つはミソ味,さらにミルクラーメンです。このミルクラーメンはなかなか斬新な味で,美味しかったです。
富良野の食は,おいしい牛乳とチーズとメロンがポイントです。ホテル「ナトゥールヴァルト」では,夕食のブッフェにメロンが出ました。もちろん食べ放題です。食べ終わった我が家テーブルにはメロンの皮が大盛りになった皿が四つも並び,恥ずかしい思いをしました。
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