青色発行ダイオード株の株価上昇
青色発光ダイオードの発明者3名のノーベル物理学賞が決まりました。
それは「おめでとうございます」という事なのですが,早速関連銘柄の株価が上がりました。
報道によると,LED照明向け電源ICのトレックス・セミコンダクターは14%高,工場用照明機器の星和電機は15%高,LED照明の岩崎電気も7%高になったということです。
しかし今回のノーベル賞は,いま普通に使われている物の発明に,かなり後付けで与えられたという賞なのに,それで株が上がるというのが分からないですね。今回のノーベル賞受賞のために,どこかの企業の業績がアップする要素は全くないと思うんですがね。
報道では個人投資家の買いが中心という事です。また私だけではなく,松井証券も「LED照明は既に広く普及しており、今回の受賞で関連企業の収益がさらに伸びるとは考えにくい」とコメントを出しているそうで,普通そう考えるだろうと思います。
個人投資家とうのは,世の中のことが分かっているのだろうかとも思うのですが,しかし私には分からない何か深慮遠謀があるのかもしれません。
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