食物を扱っている衛生観念のないバイト
ウチの近所にもある回転すしチェーン,はま寿司の福井県の店舗で,アルバイト店員がハサミをフライヤーで揚げて,シャリにハサミを乗せている写真を自分のツイッターにアップアップしたため,ネット上で騒ぎになったという事件がありました。
はま寿司は9月30日に謝罪文を公式サイトにアップし,フライヤーは清掃除菌と油の交換を行い、当該従業員には社内規程に基づいて厳重な処分を下したうえ,再発防止のために全店舗、全従業員を対象に指導教育を徹底すると表明しています。
今回のような食品を扱う店舗のバイトの悪行を自身がネットにアップすると言う事件は,今までも多数起きていて,そのたびに報道されて罰せられているのですが,それでも今回のようなことが起こるというのは,どれだけ世間に疎いのかと思います。
店舗がすぐに特定できるような形で自分のツイッターにアップしたというからには,おそらくぜんぜん悪気がなく,気の利いた悪戯程度に考えてのことと思います。それだからなお始末に悪い。ハサミもキッチンバサミであり,食物を扱うハサミだったという事もあったかもしれません。
食品を扱うバイトの衛生観念の低さを物語る事件です。このような極端な事件ではなくても,普段の食材への取り組みがそんな低い意識で行われているということに危惧を感じます。まあそれでも,食中毒などが起こる例はまれで,人間というのは結構強いものなんだなと思います。
ところで,私は最近「よ」で始まって「や」で終わる牛丼チェーンのある店舗で,七味のふたを床に落としたことがあります。すぐに拾いましたが,カランという小さな音がしたとたん,バイトと思われる店員がすぐさま飛んできて,こちらにいただきますといってそれを洗って元に戻しました。
当然といえば当然の行為ですが,ハサミ事件の話を聞いたすぐ後だったこともあり,印象に残りました。
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