インドのスズキ車の想い出
自動車メーカーのスズキは,インド市場での2014年度四輪車販売計画を当初の3%成長から10%に引き上げたという報道がありました。インドでは自動車のリーディングカンパニーであるスズキは,シェアが大きい故か,急激に販売台数を増やしてきた他自動車メーカーより販売台数の伸びが小さかったという事で,今回,発破をかけたということのようです。
もう10年以上前になりますが,インドの東部アッサム州の中心都市ゴーハチからメガラヤ州の首都シロンに向けて,スズキの軽自動車で4時間あまりドライブした事があります。軽のワンボックスカーで,日本ではよく弁当屋の配達に使っているような車です。それに乗って山道を4時間余り。標高数十メートルのゴーハチから標高1500mのシロンまで,運転手を含めて5人で軽に乗って行きました。
日本ならば,山道の4時間のドライブで,1500m近い標高差の山道を行けば,トンネルの一つや二つは遭遇すると思いますが,一切トンネルがありませんでした。
もう一台,インド国産車アンバサダーが同行していましたが,これが何回もエンコするんですよね。しかしスズキの方はそんな事も無く,悪路もあったのに実にいい調子でした。インドのスズキ車は,マルチスズキと言って,インドとの合弁企業製のインド国産車なのですが,やはり違うものですね。
(航空写真はインドメガラヤ州の州都シロンの中心部。GoogleMapより。)
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