老人優遇政策
先日ネット上のニュースサイトをみていたら,選挙権に年齢制限を設けたらという話が載っていました。
老い先が短い高齢者には,政治の良し悪しや政治家の良し悪しが自分に降りかかってきてもせいぜい関係するのは数年の事なんだから,選挙権がなくてもいいじゃないかという話です。
まあこのような年齢制限は論外だとしても,またネット投票など若者の投票率を上げる努力は必要だとしても,若者に2票ぐらい与える必要があるのではないかという気がしていました。
例えば,年金を手厚くし,若者がそれを支えるために若者が貧乏になり,子どもも生んで育てられないという状況になるなど,老人優遇策の弊害が確かに現れてきていると思うからです。ヨーロッパでは普通におこなわれている大学の無料化など若者向けの政策は,その芽もでてきません(もっとも,大学進学者数の違いなど,日本では難しい事もありますが)。
日本の将来を考えるのならば,老人の事を考えるより若者の事を考えるべきだよと,老人一歩手前の私は思っています。
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