GMS大型スーパーの不振
イオングループの2014年3~11月期の連結決算が,前年同期比48%減だったことが発表されました。ライバルの7&iホールディングスは微増であったものの,好調という感じではないようです。
なんでも取り揃えているGMSといわれる大型スーパーの不振が目立ち,いろいろあるものの,大括りで言うと7&iにはコンビニのセブンイレブンがあったから多少業績が良く見えるという事のようですね。
実際私自身の消費行動を思い返しえみると,薬や石鹸や歯磨き粉をはじめとする衛生雑貨・化粧品はドラッグストア,チョットした家電小物(電池やコンセントタップや空のCD-Rやブルーレイなど)は家電量販店(100円ショップという線もありえます),食品は小ぶりの食品スーパー,衣料品はユニクロを初めとする衣料専門店で買うというのが普通になっています。その昔,たとえばカセットテープなどが幅を利かせていた時代には,それらはGMS大型スーパーで買うというのが常だったのに。
コンビニが繁盛しているというのも,車で乗りつけるような大型スーパーではなく,近所の行きやすい商店に行くという行動かもしれません。
そんな事を考えると,やる気さえあれば商店街の個人商店で購入するという消費行動が復活する可能性がもあるように思えます。実際,八百屋,魚屋,肉やなど,生鮮食品はいい品を取り揃えてスーパーの近くの個人商店が繁盛しているというケースも見受けられるように思います。
個人商店にチャンスが訪れる時代か!
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