テレビ広告とネット広告
ネット配信サービスが続々と誕生し,それによってテレビの衰退が言われています。
事実,民放のテレビ視聴率は過去9年間で19%低下しているそうです。ところがテレビ局に出稿される広告費はほとんど変わっていない。
ネット広告がテレビ広告費を抜いたという話もありましたが,実際のところ高価なテレビ広告を打てなかった企業がネット広告に流れているという事もあるようで,テレビ広告とネット広告は共存しているというのが実際のようです。
テレビは見たいと思わなくても環境のように点けているという事もあり,自然と広告なども頭にはいってしまう。一方ネットでは,見たい情報があってそれにアクサすするわけで,広告がホームページに載っていてもうるさいだけ,見ることさえしないという事があります。最近,ネットでも視聴者に選ばれるのを待つのではなく,常時番組を流すという方向を打ち出したところもありますが,これは結局テレビ局が増えただけで,むしろネットがテレビの軍門に下ったという事に過ぎません。
テレビ広告とネット広告,それぞれに特徴があり,共存していく存在のように思えます。しかし,視聴者に知らない商品やサービスを訴える方法としては,テレビ広告のほうに利があると思います。
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