ドローンは何故今の時期に注目をあびる?
最近の首相官邸への侵入で一躍有名になり,その脅威が身近になったドローン。日本だけでなく,というより日本より早くワシントンの大統領府にはドローンが侵入しており,麻薬輸送に使われたり航空機への接近などの事件も起きています。
ドローンなどというとなにやら新しい技術のようですが,リモコンで動き空中で停止できる小形の無人ヘリコプターなどは農薬散布などで従来から使われており,複数の翼を持ち比較的安定して飛ぶことや停止する事が出来るドローンはその進化形といえるのですが,その実現に向けて昔からのラジコンヘリに比べて技術的にはそれほどのブレイクスルーは必要なかったと思われます。
それがなぜ今ドローンなどと呼ばれてこんなにもてはやされるのでしょうか? そこら辺のところがよく分かりません。
動画を撮影できる携帯電話が普及し,地上からの映像撮影に飽きて空中から動画をとりたいと思い始めたから? 価格が安くなったから? でもまず安くなるには台数が出ないといけないし,安くなったのはその結果という事でしょう。 アマゾンがドローンでの通販品輸送を考えているという報道があり,「アマゾンが注目するのなら」というので急に注目を浴びた?
私だって,手に入れれば1週間くらいは遊べそうで,欲しくないかといわれれば「欲しいよ」といわざるを得ないドローン。なぜこの時期に注目を浴びるようになったのか,やっぱりわかりません。
(写真はDeagostiniのホームページより。週刊誌の付録を集めて作るドローン。)
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