ネットフリックスが上陸するからって・・・
アメリカのオンラインDVDレンタル・映像ストリーミング配信会社,ネットフリックスが日本に上陸するというので,ネットの世界では最近話題になっています。
経済関係のニュースサイトなどでは,ネットフリックス対テレビ放送やレンタルビデオという括りで話題になる場合が多い様に思われます。私はどうも,そんな括りで話す事は適当ではないのではないかと思っています。
ながら見,環境としてじっくり見ないが付けておくという事も多いストリーミングのテレビ放送,目的の作品がある時にアクセスするネット配信,何か見たいと思ったとき,何かないかなと陳列棚をウロウロ探すレンタルショップ。三者三様で,使用頻度の差はあるかもしれないが,どれか一つがあればいいというものではない。
それぞれで行われている広告の訴求対象や効果も,三者では少し性格が違う様に思います。知らない人々に知らしめるために効果的なテレビ放送,目的を持ってやって来た人にそれに見合った関連広告を打つ事ができるネット配信,見せに来て,映画を借りようと思ったのについつい別の物も買ってしまうレンタルショップ。
ネット配信同士,例えばhulu対Netflixというバトルはあるかもしれませんが,テレビ対Netflixの様な,三分野間のバトルがあるというのは,少し違うのではないか?
個人の時間の取り合いという事はあるのでしょうが,それなら,映画,ゲーム,書籍,スマホまで,バトル相手だと考える必要があります。
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