ストリーミング配信の時代になっても・・・
音楽配信にしろ動画配信にしろ,これからはダウンロードではなく,ストリーミング配信が主流になるといわれて久しいですね。アップルも近々音楽のストリーミングサービスをアメリカで開始するといわれています。これまでのiTunesを使う楽曲のダウンロード販売に加えて毎月定額10ドルのストリーミングサービスが開始されるそうです。
しかし,それほど音楽を聴かない人,動画を見ない人にとっては,この定額サービスというのが曲者で,結局音楽あるいは動画を手に入れるために今まで以上のお金を使うことになりそうです。
たとえば動画で言えば,毎月せいぜい1本しか見ない人は,これまでTSUTAYAで300円出せばDVDを借りられたものが,毎月1000円以上かかってしまうのです。音楽にしても,せいぜいひと月に2本くらいしか新曲を買わない人は,iTunesのダウンロード販売で毎月500円で済んでいたものが,1000円以上かかってしまうわけです。
それに音楽でさえストリーミングで聞いていると,スマホの電池がすぐ終わってしまい,頻繁に充電する必要があります。
そんな事を考えると,ストリーミング配信はみんながみんな歓迎するとは限らないサービスであって,ストリーミング配信が主流の時代でも,DVDレンタルや音楽のダウンロード販売というのも一定のニーズがあるように思います。
(写真は素材サイト「足成」より)
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