子どもをむしばむデジタル中毒?
某ニュースキュレーションサイトに,「子どもをむしばむデジタル中毒」という記事が載りました。
米国での調査では,「8~10歳の子どもは1日に平均8時間近く,11歳以上とティーンエイジャーは1日11時間以上,さまざまな種類のメディアを利用している」という事です。
その結果として,曰く,
「ゲームの暴力的な表現に慣れて,自分も暴力的な行動を取りやすくなって,共感的な振る舞いが減る」
「暴力的なテレビゲームやテレビ番組に長い時間を費やすティーンエイジャーは,より攻撃的で同級生と喧嘩になりやすく,教師との口論も増える」
「大半の電子メディアは座りっぱなしになり,しかも高カロリーの食べ物のテレビ広告付きで,すでにアメリカの若者の間に広まっている不健康な体重増加を助長しやすい」
「電子機器を長時間使っている子どもは,マルチタスクは得意になるかもしれないが,最も大切なことに集中する能力が衰えかねない」
「睡眠不足を助長して悪影響を与える」
「指や手首が痛くなり,目の血管が収縮する,電話やタブレット、パソコンに覆いかぶさるような姿勢になるため,首や背中も痛くなるなど,肉体的な影響も無視できない」
「電子メディアを介したコミュニケーションが増え、顔と顔を合わせるコミュニケーションが減るにつれて、子どもはより孤独を感じて落ち込む」
・・・・・等々。
まあ親の世代が子どもの頃にやらなかった事に,子どもがのめり込んでいれば,必要以上にそれを心配してしまうという事はある様に思います。前述の様にマイナス点を羅列されると,有り得ない事ではないとは思うものの,なんだか心配のし過ぎではないかと思えてきます。
ただ,バーチャルな世界に居る時間が長い程リアル社会との関わりが少なくなることはあり得るので,そこが心配にはなりますね。
そういえば,ビル・ゲイツは自分の娘に,一日1時間しかパソコンを触らせなかったそうですね。
(こういう遊びなら,文句ないんでしょうがね。写真はフリー写真素材サイト「足成」より。)
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