いじめは専門家にゆだねられないのか?
7月5日に,岩手県の中学二年生の少年がJR矢幅駅で列車にひかれて死亡したのが,自殺であった事が分かりました。日常的に学校でいじめを受けていて,それを担任との連絡ノートに綴り,自殺もほのめかしていたのに,それが取り上げられる事がなかったのです。
これまで起こった自殺事件でも,学校でのいじめを周囲にほのめかし,SOSを発信していて当然担任は知っていた筈という事が多くありました。
これらの例を見るにつけ,現場の先生にいじめ事件の解決をゆだねる事は,いろいろな意味で不可能に近い様に思います。
現場の教師がいじめを発見したら,いじめの専門家に通報して対処してもらうようなシステムを作る必要を感じます。そんな対応ができないと,いじめ事件による犠牲は,これからも続く様に思います。
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