プレミアム商品券の使われ方
静岡新聞に,静岡県吉田町のプレミアム商品券発行事業の中間報告について書いてありました。私は知り合いが静岡県に居るとか,伊豆にたまに行くとか,そんな事くらいしか静岡県と関係がありませんが,最近はネットのおかげで,各県の新聞記事も読む事ができます。
それによると,町が発行した1億8千万円分のプレミアム商品券のうち,7月末時点で9割近い1億6千万円分がすでに消費されたが,消費された商品券の70%以上がスーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店で使われ,地元商店の経済活性化にはつながらなかったという事です。
プレミアム商品券に興味がなく,どんなものだかわからずに過ごしてきましたが,20%値引きのクーポンの様なもののようですね。吉田町では,20%のプレミアム付きで500円券24枚つづり,額面1万2千円分の商品券を1万円で3月末から販売して4月上旬に完売したとの事です。
まあ使う方にしてみれば,普段多く使うところで多く使うわけで,地元商店よりスーパーやドラッグストアで使われる方が多いのは当たり前でしょう。他の使われ方を期待する方がどうかしているとも言えます。
まあ今回の商品券発売は,地域の消費喚起のために発行されたもので,消費のきっかけ,消費を促す効果は確かにあったかもしれませんがね。
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