「NO WAR」だけではわからない
9月13日,参院で審議が続く安全保障関連法案に反対する市民団体が開いた集会で,「NO WAR NO ABE」の人文字を作ったのいうニュースがありました。
この運動に賛同するかどうかは別として,「NO WAR」だけでなく,「NO ABE」をくっつけた事で,この集会が安保法案に反対する人達が集まったのだと分かります。
ところが,参加者の持つプラカードでは,「戦争NO」とだけ書いたプラカードが目についたとの事ですが,実際のところ「「戦争NO」トだけ言ったのでは安保法案に賛成しているのか反対しているのか,分からないのです。安保法案賛成派も,これが抑止力になって戦争から遠ざかる事ができると思っているわけです。とかく安保法案反対派は「NO WAR」「子ども達を戦場に送らない」とだけ言い放ち,いったい安保法案に賛成しているのか反対しているのかわからないという場合が往々にしてあります。各地で行なわれている集会のスローガンをみても,この人達はいったい安保法制に賛成しているのか反対しているのか分からない場合が多いのです。
その点今回の広島の集会は,分かりやすいスローガンでした。
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