パリの同時テロにISが犯行声明
遅い。
11月13日夜(日本時間14日早朝)に起こったパリの同時爆弾/銃撃テロに対して,14日,ISがインターネット上に犯行声明を発表しました。
このネットでの発表は,ISの声明である事は間違いないらしいですが,本当にこのテロを行ったグループが声明を出したのかどうか,疑問に思います。犯行を行ったグループが声明を出したとしたら遅すぎるし,内容も報道で私が知っている事実だけです。本当の犯行グループと連携しているのかどうか疑わしい。犯行を知って出した宣伝だと思っても違和感はありません。
以前のフランスの風刺新聞社でのテロは,アルカイダ系が起こした事件でした。今度は敵対,または少なくとも競合しているISが犯行声明。宣伝合戦の結果としての犯行声明です。最近は犯行声明に対して,「本当なの?」という意識が先に立ってしまいます。
これだけの組織的な同時テロをおこしたのだから,犯行母体といえる組織がある事は確かでしょう。オランド大統領はISの犯行だと早い段階から公言していました。本当の犯行母体はどんな組織なのか,これからの捜査が待たれるところです。
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