高齢運転車の事故多発
11月26日には,高齢女性が運転する車が,医院の正面玄関から待合室に突っ込み,待合室にいた二人の女児がけがをしたという事故がありました。
一方,同じ26日に滋賀県彦根市にあるショッピングセンターの立体駐車場では,77歳の男性が運転する乗用車が,出入り口のガラス戸を突き破って施設内にある映画館の壁に突っ込むという事故がありました。車の1/3がめり込み,映画館の座席の一部が破損したそうです。運転していた男性も含めてけが人は折らず,物損事故で済みました。ブレーキとアクセルの踏み間違いだと見られています。
このように,老人が運転する車が暴走する事故が多発しています。高齢者は,免許更新時に高齢者講習を受ける事が義務づけられるなどの処置が行われていますが,それでも今回のような事故が後を絶ちません。
車の前後に障害物があった場合,自動的に車を停止させる装置は,比較的簡単に装備できると思うので,高齢運転者の車にはそのような装置の設置が必須だと思います。高齢者の車にそのような装置の設置を義務づけるべきかと思います。
まあ将来的には,自動運転になっていくのかもしれませんが,すぐにでも義務化すべきだと思います。
(写真は高齢者講習の様子。遠鉄自動車学校のホームページより。)
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