東大が鋼の様に丈夫なガラスを開発
東京大学の生産技術研究所の研究チームが,鋼のように丈夫なガラスを開発したと発表しました。同研究所の増野敦信助教授によると,5年以内にこの技術が製品化につながる見込みだそうです。
酸化アルミニウム(アルミナ)を酸化タンタルに混ぜてガラスを作るそうですが,ガスを使って空中に浮いた状態でガラスを形成することで,大量のアルミナを含むガラスをが作れるそうで,なんだかあまりイメージできないのですが,とにかく強いガラスができるそうです。
1983年に日本公開されたスタートレックシリーズの一作で,「スタートレックIV 故郷への長い道」という映画がありました。この映画の中で,23世紀のスタートレックの世界で鯨を入れる大きな透明な水槽を何で作るかという話があり,23世紀では「透明アルミニウムで作る」というセリフがあったのですが,酸化アルミニウムを大量に含むというこのガラスは,まさにその「透明アルミニウム」ではないかと思いました。
(写真は,スタートレックIVのDVD。アマゾン書店のホームページより拝借しました。)
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