2015年国内家庭用ゲーム市場規模の速報
ビデオゲーム雑誌,ファミ通から,2014年12月29日~2015年12月27日を集計期間とした,国内家庭用ゲーム市場規模の速報が発表されました。
それによると2015年の家庭用ゲーム市場は,ハードウェアが前年比91.5%の1300.5億円,ソフトウェアが84.3%の1909.1億円となり,どちらも前年実績を下回っています。
それはそうでしょうね。ビデオゲームはここのところスマホゲーム市場にシフト,家庭用ゲームはコアなファン向けの高度なゲーム専用になっています。だから市場が縮小しなければむしろ変です。私が若い頃,今では完全にスマホに移ってしまったお手軽なゲームでさえ,据え置き型のゲーム機でプレイしていたわけで,それがスマホに分離されたわけですから,家庭用ゲーム機のゲーム全体に対するシェアは減って当然です。しかも現在のスマホでは,破壊裁判やドラゴンクエストのようなお手軽でないゲームさえできる様になっています。
そう考えると,思ったよりも(スマホを除く)家庭用ゲーム市場の縮小は少ないと思いますね。おそらくビデオゲーム市場全体としては増えているという事の様ですね。
このような記事を見たとき,ビデオゲーム全体が低調だと思う方がいるようですが,実際はそうではないようです。
(写真はフリー写真素材サイト「足成」より拝借しました。)
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