川崎中一少年殺害事件に判決
以前このブログでも書いたた事のある川崎中一殺害事件に,2月10日に判決が出ました。
加害者少年に懲役9~13年の判決。
最後の裁判長の判決では,凄惨な犯行である事,生きたまま放置した事,加害者に計画性は無かった事,初めは殺害する意図も無かった事など,全ての事実を考慮した上での懲役9~13年の不定期刑。
多くの人が軽すぎるというコメントを,ツイッターに,ニュースサイトのコメント欄に残しています。私もそう思います。
しかしまあ,加害者やその家族にとっては,刑務所で長く保護されているより,早く世間に出てきた方が針の筵の苦しみが長く大きいでしょう。
「加害者家族」という本があります。NHKのクローズアップ現代で取材し,30分番組では紹介しきれなかった事実を著した本です。加害者本人やその家族が凄惨な生活を強いられる情況が書いてあります。
加害者は早く刑務所を出て,そんな情況が早く訪れる事になってしまいます。決して温情とはいえない判決。むしろ早く加害者を社会に晒す判決です。
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