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2016/02/26

川崎中一少年殺害事件被告に刑が確定

Tamagawa_beri 川崎市の中一殺害事件について,検察側からも被告側からも期限である2月24日までに控訴の手続きが行われず,被告である19歳(犯行当時18歳)の少年について,懲役9~13年の不定期刑が確定しました。
 当初殺意まではなかった事,被告少年のいじめや家庭内の親による暴力という生育状況,更正の可能性などが考慮された結果です。
 思春期に犯罪を犯した被告に対して,更正の可能性は確かにあると思います。しかしそれは認めた上で,今回のような凄惨で執拗で情け容赦なく危害を与え続けた被告に対して,このような刑罰が適当なのか,疑問に感じます。
 そもそも,首を傷つければ死に至るかもしれないと思いながら30回以上もカッターで首を刺して13歳の少年に非常な苦痛を与え,ついには殺害に至ったこと,まだ息があるのを知りながら足で蹴りながら被害者少年を川の中に蹴り込み,半身を水につけた状態で現場を立ち去ったことを考えれば,犯行時殺意がなかったとは言えないし,きわめて悪質な犯行と思います。
 さらに,被告は犯行前,殺害現場に向かう途中で被害者少年の携帯を取り上げ,現場でそれを多摩川に投げ捨てています。外部に連絡を取られる事を畏れた行為ですが,この犯行の一月ほど前,横浜の駐車場で被害者少年を殴りつけて2週間の障害を負わせた時には携帯を取り上げていません。そのことから考えると,死亡事件の時は横浜で殴りつけた時以上の事を実行しようと思っていたことは明らかです。さらに被害者少年の首をナイフで傷つけた上で川で泳がせ,戻って来た少年の首をさらに傷つけて更にその後川で泳がせた時,本人の証言で「溺れてしまえと思った」と言っているということは,明らかに被害者少年の死を望んでいたとしか思えません。犯行時は明らかに被害者少年の死を望んでんでいたのです。
 被告に将来の更正の可能性はあるかもしれませんが,亡くなった13歳の少年の将来は全くありません。私はこれまで思春期の少年犯罪に対して,更正の可能性があるのならばと寛容な意見を持っていました。しかし今回のような亡くなった13歳の少年が味わった恐怖と絶望と苦痛を考えれば,更正の可能性があるからとはいえないような憤りを感じます。
 計画性はなかったかもしれませんが,犯行時は常に被害者少年の死を望みながらの犯行。それをかんがえても,少年法の最大限の刑期にも達していない今回の判決は,全く納得できません。更正の可否に関わらず,今回の殺人に対する罪の重さは知らしめるべきです。

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