本屋以外の場所で本が売れている?
最近,高田の馬場や横浜に店のあった「芳林堂」書店が倒産するなど,書店の閉店が続いています。
そんな情勢の中,本屋以外の場所で本が売れているという記事をネットで読みました。
無印良品で2万冊の本棚を儲けたり,旅行代理店HISが旅の本を集めたコーナーを設置するなどという動きです。
「深い考えもなく売れ筋の本を並べる書店より、ずっと価値のある売り場づくりになっているのではないだろうか。」というのは異論があります。そもそも紙の本だけを売る商売は,成り立たなくなっている。努力などでそれに対抗する事はできません。
以前このブログでも書いた様に,ネット書店の時代に,本屋さんだけでは商売として成り立たない。だからネット書店がショーウィンドウとしての本屋を開くのだし,異業種,無印良品が本屋を開き,HISが旅の本を売る。これは理にかなっています。
まあいずれにせよ,紙の本を売るだけでは商売にならない時代になっているのは,確からしいです。
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)
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