「地下鉄が本牧まで延びないのは,本当は誰が反対しているのか?」
ネット上に「横浜・川崎・湘南のキニナル情報が見つかる!WEBマガジン」と銘打った「はまれぽ」というサイトがあります。
その中の企画に「みんなのキニナル」というのがあります。これは横浜・川崎・湘南地域で,普段から気になっている事を投稿し,WEBマガジンのスタッフが調査して投稿者の気になる事を解き明かしていくという企画で,皆さんの気になる投稿を読んでいると,「たしかにそれは気になる」というものが多く,私も愛読者です。
そんな中に,「地下鉄が本牧まで延びないのは,本当は誰が反対しているのか?」というトピックがありました。
そのトピックの結論としては,確かに一部に反対(まさに家の下に地下鉄ができる住民など)はあったものの,待ち望んでいる人も多い事,しかし地下鉄関係者(市や都市交通審議会など)の予測では,本牧に地下鉄が伸びても採算が取れない見通しだからというのが本当のところらしいです。
ちょっと気になるのはその事ではなく,その記事の最後に,地下鉄で採算が取れないのならば,LRT(Light Rail Transit),つまり近代的な路面電車を敷いたらどうかという「はまれぽ」の記者の意見があった事です。
鉄な私としては,それが実現されれば真っ先に乗りに行くものと思いますが,一方,今の時代,線路と架線などの施設のメインテナンスが必要である鉄道を新たに敷くことが,果たしていいのかどうか疑問に思っています。
環境の事をいうのならば,ハイブリッドバスというのもあり,また電気バスだって出来ない事はないでしょう。それらに比べて,やはり鉄道は高くつきます。
いまLRTは各地で計画されていますが,残念ながら,「その計画,バスではだめですか?」と思ってしまいます。鉄道の利点は,速度や輸送力にありますが,路面電車ではどちらもバスと同程度です。私の中では,今バスでとりあえず間に合っているのなら,この先もバスでいいのではないかという思いがあります。趣味的には,LRTができてほしいと思うんですが・・・。
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