老人でも同じ年齢でこれほど違うものか・・・・・
「老人でも同じ年齢でこれほど違うものかと思う」という話題がネットのブログに上がっていました。
老人の入口に差し掛かかりつつある私も,そろそろ「老人になる」という事を考えなければならない時期かもしれません。
同じ年代の老人も,いかにも老いた人,若々しい人,いろいろですが,65歳くらいから個人差が出てくるのは,世の中で実感します。
老いのポイントは,他人とのコミィニケーションの有無が大きいというのも世の中で実感します。要するに,楽しんで生きているかどうかという事のように思います。
楽しんで生きる効用というのは,老後だけではありません。まだまだ50歳代ですが,大腸癌にかかり肝臓に移転してレベル4,二年持つかどうかと言われた知人が,化学療法でどんどん回復し癌の数も減り大きさも小さくなり,ついには手術ができる様になって完全に取り去って完治してしまったという事がありました。そのとき知人は,「最大の薬は,毎日を楽しみワクワクしながら過ごす事」と言っていました。忙しい会社勤めをしていたのではできなかった海外旅行や趣味を楽しみ,「明日はこれをやろう,何をしようか」とワクワクしながら過ごすという心境に至ればいい。
しかし,この知人は直った後,あの状態から完治した人は世界でも数%しかいないと言われたとの事で,つまりそんな心境に至れる人は世界でも数%しかいないという事ですね。
老人も,ある意味その先に死が見えている状態。癌よりはいいでしょうが,なかなかそんな心境に至るのは難しいのかもしれません。
(イメージ写真は,フリー写真サイト「足成」より。)
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