片方のみの取材,意見開示の事
元都知事の猪瀬氏が,自民党都連の内幕を暴露して,ネット上で話題になっています。
都議会を浄化・正常化する目的で都知事選に出ている小池百合子氏の,出馬の理由を説明しているわけですが,この猪瀬氏の最近の言動に対して,相手側の意見が報道されず,その事がネット上で考察されていました。
わたしは,一方的な報道も致し方ないと思います。今回の問題は,ニュースピックスという猪瀬氏の対談を載せたメディアも,逆側の打ち出しに取材を申し込み,断られている様です。
同じメディアが両方を取材しなくても,今の時代,誰もが発信できる時代です。どこかに一方の意見が載ったら,いくらでもそれに対して反論できます。
また,意図的に反論しないこともできます。むしろどこにも反論が載らなければ,反論しない事がスタンスだと考えて、そこになんらかの意図を見出すことができます。
しかしとにかく,今回の猪瀬氏のように,一方が始めなければ事が始まりません。後ろめたさのある側は,決して語り始めませんから。
その意味でも,一方的なインタビューがいけないとは思いません。
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)
| 固定リンク
コメント