電子書籍が主体の世界
昨日,アマゾンが月ぎめ定額制電子書籍・雑誌読み放題というサービスを日本でも開始しそうだという話を紹介しました。
それに対して私は,まだ電子書籍化された本は少ないので,980円/月では高すぎる,せいぜい500円/月くらいでないと私としては徳にならないと書きました。
しかしながら,現実に電子書籍の世界は広がりつつあります。以前は,紙の本の出版より電子書籍の発行が遅かったのが,最近では同時にリリースされるようになってきました。
そもそも紙の本を作るには,印刷や製本などの手間がかかり,電子書籍よりその分時間がかかると思います。だから本来は電子書籍が先にリリースされて,紙の本の刊行がそれを追いかけるという順番が自然だと思います。
いずれにしろ電子書籍はこれからも確実に広がっていくものと思います。
今は未だ紙の本での出版ありき,その中の一部の本が電子書籍になるという流れですが,今後は電子書籍での出版ありき,その中で売れそうな本が紙の本になるという時代が来るものと思います。
ひょっとしたら,本の出版はまず電子書籍ありき。本を紙で欲しい人が特別に紙の本を申し込むという事になるかもしれません。
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)
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