大手書店も存亡の危機?
ネット上にあった「書店存亡の危機,また本屋が消えていく」という記事。最近,この手のニュースは,繰り返し繰り返しネット上にも現れています。
今回の記事では,小さい街の書店ばかりでなく大きな書店も,リアル書店だけでは経営が苦しいといっています。
私は,リアルな書店はネット書店や電子書籍のショーウィンドウという存在になっていくと思っているので,この手の傾向は寂しいけれど仕方ないと思っています。
リアル書店だけでは経営が立ち行かず,ネット書店がショーウィンドウとしてリアル書店を経営するという方向です。楽天が実店舗をだし,アマゾンが最近実店舗を世界で展開しだしているのと同じ様な方向です。
そういう意味では,大日本印刷がリアル書店(丸善,ジュンク堂,文教堂など)を傘下に置いているというのもうなづけます。
記事にもある様に,大日本印刷は「honto」という,ネットで紙の本と電子書籍の両方を販売するウェッブサイトを持っていて,まさにネット書店がリアル書店を経営するという状況が生まれています。
まあ,印刷会社は紙に印刷してなんぼの世界なので,リアル本を応援するという事もあるのでしょうか? 世界最大級の印刷会社は,いまさら本の印刷でもないのかもしれませんが・・・。
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