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2016/10/03

AIの発達とベーシックインカム

Basic_income ベーシックインカムについて,最近いろいろな記事をみているのですが,少しまえ,ネット上に「人工知能に仕事を奪われる人々をベーシックインカムで救おうという議論の現実味」という記事がありました
 しかし,未だ日本では,ベーシックインカムは貧しい人々への対応という観点でしか論じられず,AIの発達が奪った仕事の埋め合わせをするという観点の記事は少ないように思います。上の記事も,AIが人の仕事を奪うという負の状況への対応という観点に立っています。本当にそんなに負方向の話なのでしょうか?

私なりの理解では・・・,
 機械はこれまで力が強い事はあっても人間が頭脳になる必要があった(運転手,操縦者など)のが,AI技術の発達で機械が頭脳まで持つようになり,事務もAIができるようになる。一説には,現在ある80%の職業が機械に置き換わるという説もあります。
 人間が行う仕事がなくなった世界で,仕事がない人を食わせるために,ベーシックインカムは必然となります。
 その財源は?
 AI社会では,企業は人の代わりにロボットを雇い,ロボットは給料も福祉も必要なく,燃料費やメンテ費を負担するだけでいい。つまり企業の儲けは今に比べて莫大になります。そんな企業から,「社会的な役割」などと理屈をこねるなりして,現在以上の莫大な税金を取って,それをベーシックインカムの源資にするわけです。
 そうやって世界が回るようになる。
 そんな時代がいつ頃実現するのかという事ですが,知人のAIに詳しい(という噂の)大学准教授によれば,あと20年もすれば,人間の脳をほぼ完全にシミュレートできるようになるそうです。まあそうはいっても,人間の脳位の大きさで実現できるのか?とか,思考時間は人間と同じ位なのか?とか,私には疑問もありますが,まあとにかく半世紀も1世紀も後の話ではなく,そんな時間でAI社会は実現するそうです。実際,チェスでも将棋でも囲碁でも,名人クラスの人がAIに勝てない時代は,既に来ているのです。
 しかし,上述の記事へのコメントを見ると,AIが人間の仕事を奪うことに反感を覚えている方が多いのですが,私はそうは思いません。皆さん真面目な方々で,どれだけ仕事が好きなんだろうと思います。
 ベーシックインカムで収入はある程度保証されているのだから,今ある意味の仕事ではなく,趣味に生きればいいのです。
 例えば,絵を描くのが好きな方は絵を描き三昧の生活を送ればいい。現在は,一部の「とっても絵のうまい人」しか絵を描いて生活する事はできませんが,下手の横好きの人でも,絵を描いて生活できるのです。ひょっとして絵が売れでもしたら,臨時収入が得られます。
 まあ仕事を生きがいにしたい方は,AIを設計開発するとか,AIをメインテナンスするとか,AIの上に立って仕事をする人になっていただいて,私は趣味三昧の生活を楽しみます。
 そんな話をカミさんにしたら,「それは社会主義になるという事ね」といいました。しかし社会主義は人が働いて稼ぐという事が前提の社会です。だから,同じ金額を得られるならば,一生懸命仕事をしたり,新しいものを苦労して生み出すより,今まであるものを使って,今まである事の範囲内で,しかも仕事はできるだけサボりたいという意識が蔓延して,結局崩壊してしまいました。
 ベーシックインカムが社会主義的であったとしても,AI社会,つまり人が働かない社会を,社会主義社会というのかどうかは疑問です。
 趣味に生きる事ができるベーシックインカム社会実現の上で最大の危惧は,その源資が調達できるかという事でしょう。上では,「社会的な役割などと理屈をこねるなりして企業から税金をふんだくる」としましたが,実際ふんだくれるのかどうかわかりません。まあ企業としても,仕事を失って趣味に生きるベーシックインカムで生活する人々にもせいぜい消費してもらって,企業の売り上げに貢献してもらわなければなりませんから,企業のそこら辺の意識をくすぐるしかないかもしれません。しかしうまくいくかなあ・・・?

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