なぜクリントン勝利が予想させたか?
驚愕のアメリカ大統領選挙結果から一夜明けて,様々な分析記事が出てきました。
その中には,何故既存マスコミの多くが,クリントン氏勝利を予想したのかという話もありました。
選挙前も選挙中も,クリントン氏とトランプ氏の支持率はほぼ拮抗していました。クリントン氏有利といってもわずかなものでした。
それを,既存マスコミが現実以上にクリントン氏有利と見たのは,やはりエスタブリッシュ層側である「既存マスコミゆえに」という事があるのかもしれません。かといってネットの影響を過大に考えるのもどんなものかと思います。知り合いのアメリカ人は,「トランプ支持層の主体である貧困層が,ネットなんか使っているものか!」といっていますwww。ネットでは,むしろクリントン支持の書き込みが目に付いたという話もあります。
実際,得票数ではクリントン氏の方が全米で20万票近く多く,得票率はクリントン氏の方が0.2ポイント高かったそうです。
そうならば,今回のトランプ氏の勝利の秘密は,各州で一票でも得票数が多い候補がその州の選挙人を丸ごと取ってしまうという選挙制度にあるという事でしょう。各州で選挙人を各候補の得票数や得票率で割り振るという制度だったら,結果はどうなっていたか分かりません。
トランプ勝利は,またマスコミの誤算は,単なる独特のアメリカの大統領選挙制度によるマジック?
ただ,現在のエスタブリッシュ層による政治・経済に批判的な人々が,これまでの政治・経済を続けようとする人々と同じ位存在していたというのは事実です。アメリカ社会は何らかの変革をせざるをえない状況に至っていて,それを反映した選挙だったという事は確かでしょう。まあトランプ氏でうまくいくかどうか未知数ですが。
| 固定リンク




コメント