車の自動運転はAIでないし,AIが仕事を奪うのは50〜100年先?
米財務長官が「人口知能(AI)が米国人の雇用にとって真の脅威になるには『あと50年から100年』かかるという見識を示しました。
普通AIの発達については,あと20年もたてばかなり雇用に影響を及ぼすという見方が一般的だが,財務長官は「AIの範囲をどうとらえるかによって変わる」と語り,「車の自動運転は私にとってAIではない。コンピュータであり,現在ある現実の技術を使っている。こうした種類のものは現実だ。例えばR2-D2が仕事を奪うというような、AIとは大きく異なる」と言ったとの事です。
この見解はあまり意味のある事ではないですね。機械が現在存在している人の仕事(車の自動運転なら運転手という職業)を奪う事は確かであり,それによって今それに従事している人達が別の職業に就く必要があるのは確かな事です。その技術をAIと呼ぶかどうかはどうでもいい事です。
どうもトランプ政権の閣僚というのは,本質が何かが分からないようで,もう一つ信用がおけません。なんだか賢くない印象がして仕方ないです。
(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」から。)
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