英国のジャファケーキ
娘が英国旅行に行ってきて買ってきた「ジャファケーキ」です。
ビスケットの上にチョコレートが上側だけコーティングされている・・・,と思って食べてみると,思っていたのと少し違いました。
まずビスケット部分。硬いビスケットだと思ったら,柔らかいのです。硬いおせんべだと思ったら濡れせんだったという感じです。それにチョコレートが乗っていると思ったら,チョコレートの下にオレンジ系のゼリーがありました。ジャムなのかもしれませんが,なかなかしっかりしたもので,ゼリーのようです。
ビスケットと言っていいのかどうかわからない柔らかいビスケットの上にゼリー(ジャム?)が乗り,その上にチョコレートが塗ってあるというのがジャファーケーキです。ゼリー味が効いていて,なかなか美味しいと思います。
「ビスケットと言っていいのか分からない」というのは英国政府もそうだったらしく,ジャファーケーキに付加価値税(20%)を課税するかどうかの判断で裁判になった事があります。政府は当然ビスケットにチョコレートコーティングした菓子類として課税しようとしました。ところがジャファケーキ側は,これはパン類のビスケットであって20%の付加価値税課税は不当だと裁判を起こしたのです。裁判では,菓子類のビスケットは古くなると柔らかくなり,パン類のケーキは古くなると硬くなるという判断がなされ,硬くなるジャファケーキはパン類だという判断がなされ,その結果,20%の課税は免れたのでした。
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