有栖川有栖の長編推理小説「乱鴉の島」
有栖川有栖の2006年度長編作品,2007年度本格ミステリベスト10の1位になっています。
「乱鴉」とは「らんあ」と読みます。「鴉」はカラスの事で,カラスの乱れ飛ぶ島が「乱鴉の島」。
おなじみの社会学者火村助教授と推理作家有栖川が最近お疲れで,下宿の婆ちゃんの計らいで骨休めに向ったのは伊勢賢島から漁船で渡った小島。ところが,「鳥島(とりしま)」へ行くべきところファックスの文字の読みをまちがえて「烏島(からすじま)」に行ってしまった二人。その島には住民は既になく,廃屋が立ち並び,著名な象徴詩人が別荘として居住している大きな屋敷が1軒だけ生きていた。その屋敷を訪れていたのは子ども二人を含む8人の客,それに別荘管理人夫婦。キャッチボールをきっかけに二人の子どもになつかれて,この家のご厄介になる事になった火村と有栖川。しかしどうもこの家の雰囲気がおかしい。聞けば象徴詩人のファンの集まりだというのだが,それだけではないような感じがする。
そこへヘリコプターで押しかけてきた著名な青年実業家。彼の言葉から,客の一人が元医学部教授の産科医で,クローン技術研究の権威である事が分かる。青年実業家は,自分のクローンを作ってもらう事を願って,この島に押しかけてきた。それでは,他の客達も同じ目的で集まってきているのか?
それが通奏低音のような謎になり,やがて起こる殺人事件。管理人の夫が鉄アレイで殴られて,さらに青年実業家が崖から落とされて死んでいるのが発見される。
犯人はだれかという謎に加えて客達がこの島に滞在している目的の謎。
読み終わって,有栖川有栖作品としては本当に年間ベスト10の1位なのか?という感じはするのですが,もちろんつまらない作品ではありません。最後の火村助教授の謎解きも見事でした。
ただ,作品を通じての通奏低音であった客達がこの島に集まった謎と殺人事件の謎が密接に絡んでさらに深い謎になっているというわけではないところが,もう一つこの作品の印象を希薄にしている様に感じました。
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