O-157感染で「でりしゃす」全店閉店
埼玉県などの店舗でポテトサラダを食べた方々がO-157に感染し,それとは別の炒め物を食べた3歳の女の子が死亡したという事件がありましたが,それらを販売した総菜店「でりしゃす」は全店舗が閉店する事になったという報道がありました。
店舗をいくら調べてもO-157は発見されず,いまだに感染経路は特定されていません。特に死亡した女の子は,ポテトサラダを食べたわけではなく,トングやスプーンの使い回しでの感染が疑われています。
実際のところ,そちらの方が問題だと思います。スプーンやトングで客が取り分けるシステムは広く普及しているもので,レストランのサラダバーとかデザートバー,アイスクリームを客が取り分ける店,ブッフェ形式,バイキング形式のレストランななど,皆ヤバイということになってしまいそうです。
店は閉店するわけですが,感染源がわからないというのはなんとも不安ですね。
(イラストは,フリーイラスと素材サイト「いらすとや」より。)
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